はじめてファミリーキャンプをする人の中には、「どんな過ごしかたをしたら楽しいのかよくわからない・・」という人もいます。
私は知人から「バーベキューが終わったのだけれど、次は何をすれば良いのかな・・」という質問を電話で受けたことがあります。
そうなんです、子供は大人の様に「のんびりくつろいで退屈を楽しむ」なんて事は出来ません。
子供が何人もいれば、子供同士でそれなりに遊びますが、すぐに飽きてしまったりします。
家族だけでキャンプに来ている時は尚更ですね。
慣れていないと、昼間は自然の中にいてもどうすればいいか分からない、
夜は辺りは真っ暗だし、余計にすることがない、という事になってしまいます。
ここでは、そんなファミリーのためにいくつか楽しい過ごしかたをご提案させていただきたいと思います。
キャンプに来ているからと言って、自然のものでしか遊べない、なんてことはありません。
さすがにスマホやゲーム機はしまっておきたいですが、トランプなどのカードゲームやオセロなどのボードゲーム、お気に入りの本や図鑑を見ていたっていいのです。
せっかくの機会ですから、家族で楽しめるものがいいですね。
子供が幼い頃は
せっかく、家族揃ってバーベキューの火を囲むのなら、キャンプ時にしかできない過ごし方をしたいものですね。
炎の灯りやゆらめきは、人の心を穏やかにしてくれます。
我が家の子供たちはお絵かきが大好きだったので、家にいるときもおやすみ前の締めは「お絵かきタイム」でした。
子供たちのいつもの習慣をキャンプ時にも取り入れることで、子供たちは落ち着いた時間を過ごすことができます。
ランタンを灯してのお絵かきタイムは格別でしょう。
夏休みの宿題として出されることが多い、1日日記などをキャンプに持参すれば、子供たちは一日を振り返って楽しい想い出に浸ることができますし、宿題も終わらせることができます。
大きくなるにつれて変わる過ごしかた
子供たちが大きくなってくると、興味を持つものの対象も変わってきます。
昆虫観察
昆虫や生き物に興味を持つ子は多いかと思いますが、キャンプでは普段目にすることが少ない生き物に出会えることもありますよね。
バーベキューの後は、家族揃って懐中電灯を持ち、カブトムシやクワガタ探しをするのも楽しい時間です。
暖かい季節に藪の中を歩く時は、長靴の着用をおすすめします。
山ダニも勿論ですが、山の中にはマムシがいる場合もあります。
カードゲーム
トランプは定番ですね。
これも、子供の成長に合わせて神経衰弱や7ならべから、大富豪やポーカー、ブラックジャックまで色々変化を付けて楽しめます。
初めは手加減していたはずなのに、数年後には家族全員本気勝負になったりして、成長を感じますよ。
言葉あそび
サッカーが好きな子は、家族で知っているサッカー選手の名前を言い合っていくというのも面白いですよ。
子供たちの方が詳しいことや、親の知っているサッカー選手は昔の選手が多いということがあり、笑いを誘います。
また、「しりとり」なども楽しいですよ。
スタンダードなしりとりなら、幼稚園くらいから出来ますし、
子供がある程度大きくなれば色々と制限をつけて難しくしたり、色々バリエーションを付けることもできますね。
意外と面白いのが、『最後に”ん”の付くしりとり』です。
ピーマン→満タン→たんかん→カンパン→パッキン・・・
という感じで進めていきます。
少し難易度があがりつつ、最後に”ん”の付く文字って思いのほかあるので、歳の差があっても結構平等に楽しめますよ。
天体観測
もちろんキャンプでなくても出来ますが、折角空気の綺麗な場所に来ているのですから是非楽しんでいただきたいです。
小学4年生頃から、学校で星座を習い始めると思います。
学校で使っている星座早見盤を持って行って一緒に見てみましょう。
思った以上に星座を見つけることが出来たりして、これは大人でも嬉しいです!
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キャンプでしかできない楽しみかた
夜だけでなく、日中の過ごしかたも様々でしょう。
観光がメインの場合は、キャンプ場を拠点として夕方まで観光を楽しむことが出来ます。
また、自然を満喫したい場合は、山や海、川や湖といったキャンプ場から動かず、遊泳や登山、お散歩、ボート、魚やカニ摂りをするのも良いですね。
大人も一緒に楽しむことで、家族の想い出としてより深く残ります。
キャンプ場で他の家族と交流をもつことあるでしょう。
それを機に、友達関係へと発展するなどキャンプは、人の心を開放的にしてくれます。
ただし、予定はあまり詰め込み過ぎない様に、多めに余裕を取ったスケジュールししましょう。
普段と要領が違うため、思ったより時間が掛かったり、ハプニングがあったり…
何より、疲れてしまって、帰ってからがつらいですもんね…
特に大人は、体力温存が大切です!
まとめ
このように、キャンプでの過ごしかたは色々あります。
我が家では、子供が受験生のときでさえ、暗記カードを持参して、クイズ形式で答えあって楽しんだものです。
現役受験生に親が叶わない場面や、下の子が難しいクイズに答えられるなど、それはそれで盛り上がりました。
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