ラストスパートで頑張る受験生。
寒いからといって暖め過ぎると眠くなってしまいますよね。
とはいえ、寒い中で震えながら勉強なんて却って集中出来ないし、受験生が風邪なんて引いたりしたら大変…
受験生の子供を持つ私の経験から、少しですが受験生の寒さ対策についてご紹介します。
頭寒足熱を心掛ける
受験勉強するとき部屋の中を暖め過ぎると集中力が無くなってしまいます。
でも、寒い部屋でガタガタ震えながら勉強したってはかどりません。
そこで、受験生が集中力を維持しながらかつ心地よく受験勉強するには『頭寒足熱』を心掛けるようにしましょう。
頭寒足熱とは、頭や体は暖めすぎず、足元を暖めるようにすることです。
部屋全体の温度は控えめにし、足元を暖めるだけで体全体がじんわりと暖まり、眠くなることはなく集中力は維持されるのです。
勘違いしやすいのですが、「頭寒」とは、”頭を冷やす”事ではなく、”頭に熱がこもらない様にする”という意味です。
頭を冷やそうと部屋を寒いままにするのは風邪の元になってしまいます。
おすすめは暖かクッション
椅子に座った状態でお尻や足元を暖める事が出来る、暖か座布団がおすすめです。
私は、ミニサイズの電気マットとエアークッションを組み合わせて使いました。
電気マットだけでもいいのですが、電気マットだけでは長時間座っているとお尻が痛くなってしまったり、お尻が熱くなり過ぎてしまいます。
これらを防いだり、足元に使う時の床からの底冷えを防ぐのにエアークッションがぴったりでした。
是非、参考にしてみてくださいね。おすすめです。
娘はお気に入りの可愛いクッションカバーを付けて、たまに眺めては癒されていました。
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寒い時の上半身は、昔ながらの「はんてん」+「ネックウォーマー」が最強でした。
前を紐で結ぶものより、ボタン式や、紐で結ぶものでも着物の様に合わせになっているものがより暖かいです。
こたつやホットカーペットは?
こたつやホットカーペットの様な床に座るタイプの物は、使う人によると思います。
同じように腰から下を暖めるので確かに『頭寒足熱』なるかもしれませんが、”ついつい”横になってしまってウトウト…という経験はないでしょうか。
あれ、本当に気持ち良いんですよね。
私の娘は、あの誘惑には勝てない!と断言。
誘惑と戦う事に気が取られて却って集中できないし、うたた寝で風邪を引いたりもしますので、初めから寝転ぶ事が出来ない様に椅子に座って勉強していました。
それでも寒い時や家の外では?
足元だけではどうしても寒さが我慢できなかったり、少し風邪気味な受験生ににおすすめの寒さ対策は、貼るカイロです。
貼るカイロなら簡単に携帯できて場所も選びません。
例えば図書館や、自習室などで受験勉強する場合でも手軽に寒さ対策ができます。
そんな貼るカイロを使って寒さ対策をするときのポイントは、カイロの貼る場所を工夫することです。
体全体をじんわりと温めてくれる場所は、肩甲骨周辺です。
肩甲骨周辺には自律神経を整えるツボがあります。
この部分を温めることで風邪予防や肩コリ防止にもなるため受験生にとっては一石二鳥なのです。
また、特に女の子でしたら、下腹と腰の辺りに貼るのも効果的です。
体の中から温めるのもおすすめ
受験勉強の寒さ対策は体の外側からだけではなく、体の中からも温めると良いでしょう。
夜中に頭を使うとどうしてもお腹が空いてくるものです。
でも、夜中に食べ過ぎてしまうとお腹がいっぱいになって眠くなってしまうんですよね…
そこで、お腹に優しく勉強の妨げにならないものを食べることをおすすめします。
例えば、ホットミルクや甘酒など体を温め、疲れた頭を休めるための程よい糖分がある飲み物は受験生の夜食には最適でしょう。
甘いものはホッとしますよね。
また、温かいうどんやにゅうめん、湯豆腐、具沢山のスープなども消化が良く体を温めてくれるため、がんばる受験生にはおすすめの夜食です。
生姜やネギを入れるのも身体を暖めるので、風邪気味の時には特におすすめです。
生姜を効かせてネギを多目に入れたうどんの出汁に、長芋やレンコンをすりおろして入れたり、溶き卵を流し入れたものに片栗粉でとろみをつけ、レンジで温めたお豆腐を半丁程をごろっと入れるのが我が家の定番でした。
うどんはコシの強いものをよく噛まずに食べると消化が悪くなりやすいです。
特に風邪気味などで体調があまり良くない時は、柔らかめにゆでたうどんをよく噛んで食べる様にすると消化が良くなります。
いずれにしても、眠くなる上に、翌日の朝ごはんが食べられなくなるので、量は少な目にしましょう。
最後に
受験勉強の寒さ対策は眠くならないように、そして風邪を引かない様に工夫しなくてはいけませんよね。
まだまだ寒い日が続きますが、もう少しです。
受験生の皆さんも、ご家族の方も、体調を崩さないよう頑張りましょう。