どんぐりの虫の駆除方法あり!子供と一緒にサバイバル気分の山探検

アウトドア


朝晩は冷え込みますが、晴れた日の日中は暖かい日差しと涼しい風が気持ち良い季節になりました。
私の中では一番のアウトドアシーズンです。

夏のアウトドアは汗だくになるし、何より熱中症が気になる・・・と、二の足を踏んでいた方も、過ごしやすいこの時期、子どもと一緒に山を探検してみませんか?

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登山より気軽に楽しめる山探検

登山ほど本格的ではなく、ハイキングよりもサバイバル感のある、気軽にできるのが山探検です。
勿論、登山道から外れて中に分け入る、という意味ではありませんよ!
周りの物を観察しながらの、のんびりハイキング、といった感じでしょうか。

「山観察」よりも「山探検」の方が、響きも魅力的ですよね。

頂上を目指さなくても別に構いませんし、
例えば、小一時間ほど歩いた所にある滝を目指す、なんていうのも良いですね。

ポイントは、身軽な装備。家にある物だけで準備OKです。
お天気があやしい日は避けて、晴れか曇りの日に出かけましょう。
そして、もう一つのポイントは「余裕を持ったスケジュール」です。

持ち物

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【必ず必要なもの】
●リュックサック
●水筒、おにぎり等
●おやつ(飴、ビスケットなど)
●タオル、ティッシュ、ウェットティッシュ、絆創膏
●携帯座布団 等
●Tシャツや靴下の替え
●ビニール袋数枚
●虫刺されの薬
●レインウェア
【山探検ならでは!のおまけの持ち物】
●ポケット図鑑
●虫メガネ
●カメラ

大人も子供も「両手がフリー」であることが基本です。

まだ小さい子どもで荷物が重そうなら、荷物は大人のリュックに入れてあげましょう。
リュックを背負うと子どもにはワクワク感があるので、おやつだけでも入れてあげると喜びますよ。

食事は手軽に食べられるおにぎりがおすすめです。
具を唐揚げや焼き肉のたれで味付けした肉炒め、ソーセージ等、ダイナミックなものにすれば満足感も子供のテンションもアップです!

また、子どもは怪我がつきものなので、絆創膏等を忘れずに。
清浄綿があれば傷口を拭いてあげられます。

疲れたら、甘いものが欲しくなるので、飴やキャラメルがおすすめです。
涼しいこの時期ならチョコレートも良いですね。

ただし、くれぐれもリュックの背中側には入れない様に・・・
涼しいとはいえ、歩いていると結構汗をかきます。
背中の熱気でチョコレートがベタベタ、なんて事もあります。

そして、「山探検」ですから!
しょっちゅう立ち止まっては周りをよーく見てみましょう。

色々なものを虫眼鏡で見てみたり、今の時期なら落ち葉や木の実を集めたり、空を見上げて雲の種類を当ててみたりも出来ますね。

今はスマホ等ですぐに調べられますが、ページをめくって探し当てる楽しみも知って欲しいので、私は小さくて薄いポケット図鑑を持って行ったりしていました。
それに、山では電波状態が悪い時もあるのでひとつあると便利だと思います。

カメラはスマホやデジカメは勿論、子供用に使い捨てのカメラを持たせてあげても喜ぶと思います。
また、写真を取っておけば、その場では分からなかった事があっても自宅に帰ってから調べる事も出来ますよ。

レインウェアは防寒着も兼ねますし、必ず!の持ち物です。
ポンチョや通学用のレインコートならリュックの上からサッと着る事ができるので便利です。

沢山歩いた後のお昼ご飯はゆっくり座って食べたいです。
アウトドアですから地面に座っても全然構わないのですが、
雨の後で座る場所が湿っていたり冷たかったりという時もあるので、水を通さないビニール系の敷物は絶対にあった方が良いと思います。

レジャーシートでもいいですが、携帯座布団ならお尻が冷えることもないので安心です。
エアークッションタイプなら、レジャーシートよりもかさばらないのでおすすめです。

 

 

服装

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●Tシャツ、長袖シャツ、フリース等を重ね着
●長ズボン(またはひざ下ハーフパンツとスパッツ)
●帽子
●手袋or軍手
●履き慣れた運動靴

靴はあればトレッキングシューズがいいですが、なければ履き慣れた運動靴で十分です。
ただ、ぬかるんでいる所もあったりしますので、防水スプレーをしておくことをおすすめします。

服装は、温度調節のしやすい重ね着が基本です。
ただし、子供は面倒くさいという理由だったり気付かなかったりで、「汗をかいても脱がない」「寒くても着ない」という事も良くあるので、ここは大人が目を光らせて調節してあげてください。

素材は速乾製のある化繊の混紡がおすすめです。
綿100%の厚手のもの(ジーンズなど)は、濡れると中々乾かないので私はおすすめしません。
濡れたままでいると重い上にどんどん体温が奪われて危険です。

気軽なハイキングといえども、最悪の場合を考えた最低限の服装は必要です。

我が家は、上は速乾Tシャツ、薄手の長袖シャツ、フリースの前ジップのジャケット、
下は暑い時期なら裏がメッシュのナイロンパンツ、そして今の時期なら学校の体操服のジャージもおすすめです!

・・・が、ジャージは「くっつき虫」がびっしり付く危険も・・・。
気になる時は、ゆるめの化繊のズボンに寒い時はスパッツを合わせる、などの方法も。

そして、帽子は必須です。
真夏ではなくても紫外線はきついですし、寒い時は防寒の役割もあります。
時期によっては、上からヒルや毛虫も降ってきたり、なんて事も!

秋のお土産の鉄板、どんぐり。その悲劇を防ぐには

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そして、きっと、山盛りのどんぐりを意気揚々と持って帰ってくると思います。

これ、このまま置いておくといつの間にか虫が大発生・・・となった経験をされた方も多いと思います。
外から見ても穴が開いているわけではないので、分からないんですよね。

大量のどんぐりと大量の虫・・・宝箱が一瞬にして恐怖の箱になる瞬間は、比較的虫が平気な私でも鳥肌ものです。

そこで、どんぐりの中の虫とその卵を駆除する方法をご紹介します。
どちらの方法も、前準備としてどんぐりを水につけ、浮いてきたものは捨ててください。
既に卵から孵化した虫が、どんぐりの中身を食べているためです。

【その1:茹でる】
●鍋に水とどんぐりを入れて火にかける。
●沸騰したら、そのまま10分程茹でる。
●湯を切り、新聞紙等の上に広げ、2~3日間日陰干し。

どんぐりの殻が割れてしまうので、水から茹で、乾かす時は日光に当てない様にして下さい。
茹でた場合、しっかり乾かさないとカビが生えてしまいます。

鍋はどんぐり用に100均のお鍋や、鍋焼きうどん等のアルミの使い捨ての鍋がいいかと思います。

【その2:冷凍する】
●ジップロックやビニール袋にどんぐりを入れる。
●冷凍庫で1週間~10日程置く。
●新聞紙等の上に広げ、2~3日間日陰干し。

時間がある時はこちらの方がカビの心配は少ないです。

モノが「虫がいるかもしれない(多分絶対にいる)どんぐり」ですので、
各ご家庭で許せる方法でお試しください。

 

下で紹介させて頂いている「ひろってうれしい知ってたのしいどんぐりノート」という本は、我が家のお気に入りの一冊です。
サイズが25.8 x 18.6 x 1.2 cmと、ポケット図鑑というには少し大きめですが、薄いので軽いです。
ハードカバーのため、小さなリュックには入らないかも・・・大人のリュックに入れてあげてください。

写真やイラストを組み合わせたどんぐりの種類の特徴や説明は勿論、どんぐりを使った工作や料理などもあります。
可愛いイラストと共にページのあちこちに豆知識が散りばめられていて、眺めているだけでも楽しいです。

 

親子の山探検は「汚れてもOK!どろんこで帰ろう!」が合言葉。
子供は好奇心に満ちているので、しょっちゅう立ち止まっては、落ち葉を探ってみたり、木に止まっている虫を観察したり。
面白い発見がいっぱいで、楽しいひとときを過ごせること請け合いです。

山探検にぜひ出かけてみてくださいね。

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