家族で車に乗って出掛ける際に、移動時間が長くなってしまうと子供は退屈してしまいます。
そうするとせっかくお出掛けしているのに子供のテンションが下がったり、乗り物酔いをしてしまったりと色々問題が発生します。
そこで、車内で3人いれば楽しめるゲームをいくつか紹介していきます。
大人も子供も一緒に楽しめる、車の中で出来る遊びやゲーム
指キャッチ
【遊び方】
- プレイヤー二人と進行役一人に分かれます。
- 左手で輪を作ります。
ちょうど自転車のハンドルを握るような形にして、親指の先端と人差し指や中指の先端がぎりぎりくっ付くくらいに大きい輪にしましょう。 - 右手は人差し指だけ立てましょう。
- そして右手人差し指を相手の左手の輪の中に入れます。
- 左手の穴を上に向け、右手人差し指を上から下に向けて入れるとゲームがやりやすいです。
これで準備は完了です。
ルールは単純。進行役が「キャッチ!」と言ったら左手の輪の中にある相手の指を掴みます。
それと同時に右手人差し指は相手に捕まらないように逃げます。
自分の右手人差し指が捕まらずに逃げることが成功し、尚且つ左手で相手の右手人差し指を捕まえたら完全勝利です。
進行役はタイミングを計り、「きゃ…きゃ…」と何度か焦らした後に不意に「キャッチ!」と言ってあげるとゲームが盛り上がります。
「キャベツ」や「キャット」等のフェイントを入れるのもお勧めです。
このゲームの進行役はただ言葉を発するだけなので、運転手が運転しながらでもできるゲームですが、あまりゲームの進行に集中しすぎると運転が危ないので程良く熱中しましょう。
ちなみにこのゲームは、大人数でも輪になれば行うことができます。
右手人差し指は右隣にいるプレイヤーの左手の輪の中へ、
自分の左手の輪の中には左隣にいるプレイヤーの右手人差し指が入ります。
何人に増えてもこのようにゲームをやることができます。
「アップ」「ダウン」の指示を増やします。
「アップ」:人差し指を相手の輪っかから上げる。
「ダウン」:人差し指を相手の輪っかに入れる。
これも、「アップル」「団子」などのフェイントを入れるといいですね。
ハイイハドン
【遊び方】
プレイヤー二人と進行役一人に分かれます。
空中で右手と左手を相手と交互に重ねます。
この時に、手はくっ付けないで少し間を空けると良いです。
進行役は「ハイ」「イハ」「ドン」の3種類の命令を言います。
- 進行役が「ハイ」と言ったら、一番下に手がある人が、その手を一番上まで移動させます。
- 「イハ」と言ったら、一番上に手がある人が、その手を一番下まで移動させます。
- 「ドン」と言ったら、その時一番下に手がある人が勢いよくその手を一番上まで持っていった後に、相手プレイヤーの手を上から叩きます。
- その時に叩く側ではないプレイヤーは、相手に叩かれないように手を引っ込めて逃げます。
相手の手を叩くことができれば勝利、相手プレイヤーの両手を叩くことができれば完全勝利になります。
このゲームもキャッチと同様に進行役は言葉を発するだけなので、運転手でも大丈夫です。
そして人数が増えても行えますし、むしろ大人数の方が盛り上がるゲームです。
進行役のタイミングで「ドン」を言うのですが、何度も同じ人が叩く役にならないように「ドン」のタイミングを計らなければなりません。
それと、大人が子供に対して叩く時は強すぎない力で叩きましょう。
誤って自分の手を叩いてしまう場合があったりして、それも盛り上がったり。
風船テープ剥がし
- 【準備】
- 用意するもの
- ・風船
- ・テープ(セロハンでもガムテープでも可)
【遊び方】
程良く膨らませた風船にテープを貼ります。
この時にテープの端に折り目を付けておくと剥がしやすいです。
ルールは、プレイヤーが交互に風船に張り付いたテープを剥がしていきます。
途中で割れてしまったら割ったプレイヤーの負け、
両者割ることなく終わったら引き分けになります。
もし両者引き分けに終わったら、テープに折り目を付けない、凄く長いテープを貼る等して難易度をあげましょう。
このゲームは運転手以外に二人いれば実行できるゲームです。
罰ゲームを設けてあげるとより一層盛り上がるでしょう。
風船を二つ用意して、二人のプレイヤーが風船に貼られたテープをどちらが速く剥がせるか競う方法もあります。
風船が割れる音が苦手な子供がいる場合には絶対にやらないでください。
また、ゴミが散る場合があるので、車の窓は閉めてから行いましょう。
最後に
結構大人も熱中してしまうゲームですが、子供の機嫌を損ねない程度に手加減してあげましょう。
もし子供が複数人いるのであれば、兄弟間でやらせてあげてから親御さんはラスボスとして登場してあげると良いですね。
ゲームの内容自体もそうですが、ゲームを進行するやり方もそのゲームが盛り上がるかどうかの重要な役割を担っています。
淡々とルール説明するのではなく、どういう風な言い方をしたら子供が喜ぶのか、楽しめるのか、やる気が起きるのかを考えて進行いくと盛り上がり方が全然違うことに気が付くと思います。
あわせて読みたい